Serenoを振り返る 2 オープンに向けて
オープン9月下旬のオープンに向けて、友人の設計士と共に店舗設計の打ち合わせやメニュー開発、ロゴ作成や備品の発注など忙しい毎日でした。
あぁ懐かしいな以前はスナックだった
そうそう、これこれ懐かしいな そうフォルテシモってスナックだった
なんでも2ヶ月ほどで閉店してしまったそうな
で、開業費用を抑えるために、そのフォルテシモに乗り込んで、壊しましたよ。解体しましたよ。
とにかく店内で暴れました。天井も引きちぎって、カウンターもぶち壊して、もうめっちゃくちゃ。
ただ力任せにたたき壊しても駄目なんですね。解体って。最初はもうただ力任せにやってたんだけど、そのうちコツを
覚えちゃって、楽しいの。コンって軽く叩くだけで、ボロっと壊れる。あぁなるほどなって学びました。
それと同時に東京へ行って、参考になるようなお店を回ったり、家具や備品を買い付けて、
もうそりゃ、楽しいよね。不安もいっぱいあったけど…。
大工さんとか工事が入って少しずつだけど、自分のお店が出来ていく感じはなんともいえない気持ちだった。
↑ホントはね、これ国立のスコールカフェって店なんだけど、こんな風にずっとオープンカフェにしたかった
でも、諏訪でこりゃ、ないよね。寒いもの。でも開けるドアは付けたかったんだ。おかげで、のちのち気持ちのいい時間を過ごせた。
この頃の事は不思議といろいろ憶えてるなぁ。厨房やトイレのペンキを塗ったり、床の塗装をしたり…。
7時とか8時まで作業して、掃除して、もらったばかりの車、赤のパンダ(実は小海君にいただいた車)に乗り込み、
帰路につくと、途中、毎日あがっている諏訪湖の花火をみることが出来た。
オープンは2003年9月24日だったんだけど、正式オープンの前に2日間のプレオープンをやるその前日
ひとりカウンターに座り、生ビールを飲んだ。「明日、いよいよオープンだな」と。