鰻について

今日は朝から陶芸の色付けに行ってきた。

色付けが終わったあと、陶芸の先生が
お茶を飲みながら、鰻の話をしていたので、
急に鰻が食べたくなって、鰻を食べに行った。

そういえば、最近、よく鰻を食べる。

子供の頃なんて、鰻を食べに行くなんて想像もしなかったが、
こうして鰻を食べに行っている31歳の男はなんか不思議だ。

子供の頃はやっぱり鰻はあまり好きではなくて、
鰻を食べに行くときは、必ずと言っていいほど、
「小さい頃は俺、鰻あんまり好きではなくて、タレだけかけて食べてたよ」
なんて話をすると、大抵、同席していた人も
「私もそうだった。タレだけかけて食べてた」なんて
話をしながら、鰻を美味しそうに食べていてなんか不思議だ。

色付けが終わったあと、3人のおばさまと先生と共に
お茶を飲んでいたのだが、3人のおばさまと先生は
「お水を汲みに行っている」という話でとても盛り上がっていた。
「辰野を小野方面にちょっと登ってすぐの大カーブのところのなんとか
水」だとか、和田峠の湧き水は2つあって、ひとつは大変キレイに
整備されていて、何人も並んでるだとか
鰻を食べに行って、そんな話を思い出しながら、
今では飲み水を汲みに行くなんて想像もつかないことなんだけど、
小学生の頃、うなぎを食べに行くなんて想像もつかなかったように
何十年かしたら、僕はポリタンクを持って、和田峠を上って
湧き水を汲みに行くのだろうかなんて想像してみたのはなんか不思議だ。

関西の鰻は蒸さずに焼くのだけど、硬くならないのだろうか?
とか今食べてる鰻はどこ産なんだろう?とか
うな重とうな丼の違いはどこなんだろうとか、
結構うなぎというものは不思議な食べ物だ。

熱田神宮近くの蓬莱軒(たしかこんな漢字)のひつまぶしは
美味しかったなぁ

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