続 わかさぎ
それは1本の突然の電話から始まった…。
「ハイ、セレーノです。」(いつものように爽やかな声で)
「もしもし…あのぉ、ちょっとお聞きしたいんじゃがのぉ?」
「ハイ、なんでしょうか?」
「わしゎ、東京からなんじゃがのぉ。」
「わかさぎの佃煮ってのは、あるだかい?」
きましたよ!柴野プロデューサー。ねぇ、やっぱりきちゃいましたよ!柴野プロデューサー?
(※注:なんのことかわからない方は2月25日 sereno days参照)
「もうしわけありません。わかさぎの佃煮はちょっとないんですよ。えびす屋さんの方ならあると思うんですけど。」
「そうか。ないのけぇ。じゃあ、わかさぎの揚げ春巻きってのは、ありぁ、どういうものだい?」
「…。…。」
「あのわかさぎの揚げ春巻きなんですけど、うちのお店ではメニューにはないんですよ(困…)」
「だっておめぇ、揚げ春巻きテレビでやってたじゃねぇかよ」
(やばいよ!やばいよ。柴野プロデューサー。なんか、この人、怒りはじめちゃったよ。)
「メニューにないってことはあれかい?たのみゃぁ作ってくれるってことかい?」
「それがですね。あの揚げ春巻きは特別に番組の撮影用に作ったんで、頼まれても
作って差し上げる事ができないんですよ」
「おめぇ、そりゃ、おかしくねぇか?」
(あれ、俺、何かおかしい事言った?)
(なんか更にアツクなっちゃってるよ。)
「番組のなかでわかさぎの揚げ春巻きは人気のメニューであるって言ってたじゃねぇかよ!!」
(あぁーあ、爆発。あれだけ言ったのになぁ。柴野プロデューサー?ねぇ)
「あの番組はウソついてたってことかい?え!ウソなのか?」
「ハイ。ウソです。」
「ガチャン…」(電話切る…)
しょうがないよね。しょうがないよね。人気のメニューなんかじゃないんだから…
だってセレーノ=わかさぎってどう考えても結びつかないし…。
しょうがないよね。柴野プロデューサー。
電話ならまだいいけど、これから突然老夫婦ご来店とかないよね?
※注:電話がきて揚げ春巻きの問い合わせが来た事は真実ですが、
後半、フィクションが一部含まれています。
(ウソですと言って電話を切ってしまう様な酷い事はしないので。)
(また、おじさんも全然怒ってないので。)
※注2:このsereno daysを見て『面白そぉ!』と電話して来て
「番組みたんですけど、わかさぎの揚げ春巻きありますか?」
とか、店頭で「わかさぎの揚げ春巻き下さい。」と私をからかうようなマネは
決してしないでください。
メディアの力って恐いですね
今日はランチ後塩尻でインターネットラジオの収録にいってきます。
あと、今日8日発売のComfy 昼カフェ夜カフェにもセレーノが掲載されています
24Pには向かいのt.m.p.coopさんも載っています♪
次回?【実録、わかさぎの揚げ春巻きその後】~電話してきたおじさんがやってきた!どうなるセレーノ…!?~もお楽しみに♪