竜宮丸の上でこんな話を聞いた
昨日は久しぶりにランチの後、
時間が空いたので、久しぶりに諏訪湖 羊がいっぱいいる(銅像ね) 石彫公園へ
たまには本でもゆっくり読もうかと。
土曜日ということもあってか、家族連れやカップルで賑わい、
サッカーしてたり、犬の散歩してたりと
穏やかな午後の休日をみんなまったりと過ごしていた。
時間もあったので、白鳥丸に乗ってみようと思ったが、
どうやら白鳥丸は検査中の為、運行休止。
ホテル紅やの方の遊覧船乗り場へ向かうことにする。
チケットを買い、竜宮丸へ乗り込む。
小さい頃に乗ったかもしれないが、乗ったことないかもしれない遊覧船。
桟橋を離れ、竜宮丸は一路諏訪湖一周の旅へ。
人のひしめく、一階から、階段を上り、見晴らしのいい2階へ
2階部分にはおじいちゃん、おかあさん、おとうさん、娘×2の1組の家族がいました。
船内には諏訪の歴史や建物などの紹介をするアナウンスが流れています。
「後方斜めに見えますのが、諏訪から世界へエプソン本社、以前は諏訪精工舎と
よばれ、云々カンヌン……。」
「諏訪の間欠泉は地上……」
おじいちゃん談:「なんだょ。全然温泉が吹きあがらねぇな。」
おかあさん談:「そうねぇ、あっ、ちょっと上がってるわよ、見て、見て」
などと言った会話が。
私は諏訪湖を眺めながら穏やかに聞いておりました
竜宮丸は諏訪から下諏訪、そして岡谷方面へ
「前方に見えますのは、釜口水門でございます。諏訪湖には50数本の河川から
流れ込んでおりますが、……」
そのときです。
少し興奮気味で
おじいちゃん談:「おい!おい!みてみろ!あれ、」
「むこうだ、むこう、ホレ」
おかあさん談:「あれ、ほんとだわ、温泉上がってる。」
おじいちゃん談:「あっちの方が全然あがってるぞ、間欠泉。」
「おい○○、(娘の名前)見えるか?温泉吹き出てるぞ!」
娘談: 「うん。見える♪」
おじいちゃん談:「(嬉しそうに)温泉、上がってるなぁ」
…。
私(諏訪湖眺めながら)想:「そりゃ、上がるよ、噴水だもん…。」
ごめんね。おじいちゃん
あれが噴水だって
おじいちゃん、見てたら、俺言えなかったよ。
ごめんね。娘
あれは温泉なんかじゃないんだ。
岡谷の噴水なんだ。
ごめんね。でも、また来てね。諏訪に
今度は噴水だって教えてあげるから…。