sereno days

セレーノがオープンしてから一ヶ月経った頃

彼はやってきました。

「ヒノ ナオヤ」

彼はお店によく来るようになり、自然と話をするようになりました。

セレーノのイベントで人が必要な時には手伝ってくれて、

いつの間にかセレーノのイベントには欠かせないスタッフになっていました。

彼はいつも仲間に囲まれています。

19歳の彼のまわりには年上の素敵な仲間がたくさんいます。

それも彼の人柄からでしょう。

年は若いですが、オッサンのようです。

とても生意気です。

でもとても素直です。

わからないことはわからないと言い、

知らないことは自分で調べ、勉強し、

自分を向上させようと常に努力しています。

誰の話にも耳を傾け、自分の意見をしっかりと伝え、

楽しくHappyな時間の過ごし方を知っている。

バランス感覚に溢れ、センスもいい。

彼は母親と共にセレーノに来ることも多いのですが、

そんななか彼の父親が1度だけ、彼と共にセレーノに来たことがあります。

酔っ払ったナオヤが先に帰ると

ナオヤの父は私を掴まえてこう言うのです。

「なぁ、マスター聞いてくれよぉ。

俺はよぉ、アイツが東京行っちまうのが寂しいんだよぉ、

アイツはよぉ、かあちゃんいねえ時に飯作ってくれるしよぉ、

アイツがいなくなると俺困るんだよぉ。

ナオヤは家の事も手伝ってくれるし、

灯油が少なくなってりゃぁ、誰よりも先に入れるし、

アイツがいなくなると、一緒に酒も飲めねえし、

俺、さびしいんだ。」

「マスター、わかるかい？」

うん。うん。と俺はただナオヤの父ちゃんが言うことに

頷くだけでした。

そんな彼も高校を卒業し、東京へ旅立ちます。

以前から、「弾き語りライブにでろっ！いつになったら、でるんだ？」

って言っていたら、ようやく上京前に出演する決心がついたようです。

オリジナルを作詞、作曲し、強力なメンバーを従えて、昨日、唄いました。

その様子をうた日和の

ホームページにアップしました。

ページ下部のメニューバーの一番右　掲示板とお問い合わせの横の

▼マークをクリックすると〔Sereno Band PV〕のページが表示されます

※Sereno Band PVからも
ご覧いただけます

また、sereno voiceにも

昨日出演していただいた方の録音をアップいたしました

どうぞお聞きください

弾き語りライブ　vol.13に来場していただいたお客さま
出演していただいた小松姉妹＆安田先生、カミナリグモ、
オノカズさん、しのPさん、パンさん
PAいつもありがとう　じゅんくん、KOZOくん。

そしてナオヤ　ありがとう！