セレーノの危機

4月に入って本当にあたたかくなりました。
セレーノの季節がやってきました。

先週の日曜日もあたたかくて気持ちが良かった!
セレーノは表のガラス戸を開けると国道に面した方が全て
開いてオープンカフェになるんですが、
これがまた気持ちいいんですねぇ♪
その日はレゲエなんてかけちゃってオーナーである私も
すごーくまったりと過ごさせていただきました。

このオープンガラス戸(アコーディオンガラス戸)
自分で店をやる時は絶対に使おう!って心に決めてました。

4年程前、バリに行った時に3週間程いたんですが、
クタ、ウブドなどには素敵なレストランやカフェ(食堂)が
たくさんありますが、どのお店も特別入り口ってものがないんですね
通りを歩いてると店があるんですが、しきりがないんです。
なんかその感じがとっても良くって、開放感があってとにかく気持ちいい!
外の世界と店が一体になってる感じ。
アジアの店はこういうお店多いですよね。

まぁとにかくそんなバリのお店をみて、
こんな開放的なお店をやろう!って心に決めたんです。
でいよいよあたたかくなってきました。
去年も何度もガラス戸全開にして、営業しましたが,
本当に気持ちいい!セレーノの醍醐味です。
夕方の西日が入る時間に赤いソファで日差しを浴びながら、飲むビール。
テラスのアルミチェアーでぼぉーっと時を過ごす。
そして今月24日の9時間弾き語りライブスペシャルでも
このガラス戸を全開に、歩道やテラス、向かいの道路にもテーブルなど
並べて開放的にライブ!!!!
最高に気持ちがいいじゃないですか?!

ところが…。

奴がやってきたんです。

知らぬ間に。

アイツは突然やって来たんです。

羽を羽ばたかせ

どこからともなく

壁に張り付いて

何をするわけでもなく。

ただそこにいるんです。

やつは蚊の一種ですが,
決して刺したりしないのです。

どこからともなくやってきて
ただ黙ってそこにいるだけなのです。

ほうきではたけば,どこかへ行ってしまうし
ちょっと叩けば,軽くつぶれてしまうのでけっして強い生物ではないのです。

なんの害も持たず、ただ黙ってそこにいる。

だから、やっかいなのです。

やつはユスリカという名があるにもかかわらず、
何故か諏訪地方では「ウンカ」と呼ばれています。

この虫によって
セレーノは一番気持ちのいい時間、空間を奪われようとしています。

たった一匹の虫たちによってセレーノは危機を迎えています

なんとかなんねぇかな…    「うんか」。

…。

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