こんな休日のすごしかた。


serenoは月曜日休みです。

定休日を何曜日にするのか?最初の頃は迷いましたが,

オープンしてからずっと月曜日休みです。

日曜日にお休みって店も多いのですが(特に飲み屋さんの場合)

セレーノは日曜日の昼間からサンサンと照りつける太陽の下

休日に昼間からお酒の飲めるお店があったらいいなぁという個人的趣向を大事にして

日曜日は休まず、営業しています(ランチの後も閉める事なく)

それに日曜日に休むと何処に行っても混んでるから(海に行っても、買い物に行っても)

休みの日ぐらいゆったりと過ごしたいし。

そういうわけでセレーノは月曜日休みです。

で、そんな月曜日に私はどんな休日を過ごしているかと言うと。

ひたすら動いてます。

休日とは無縁の日々を過ごしていました。

もちろん、普段できない火~日の帳簿をつけたり、事細かな雑務をこなしたりもしていましたが、

大体の休日は西へ東へ 駆け回ります。

とにかく、週に一度のお休みですから出来る事は一日で片付けます。

東京の気になるお店にご飯食べに行ったり、県内にはないものを仕入れに行ったり,

海へ行ったり、買い物に行ったり,ただ1人旅したり

とにかく情報と刺激を求め、動き回ります。

そんな私に転機が…。

そう、ご存じのように『骨折』いたしました…。

いやぁ参りましたね。正直。行きたいところへは行けないし、

行ったとしても何もできないし…。

ストレスたまるんです。動いてないといられない人が動けないってことは。

でもね。大事な事に気付く事もありますね。

もちろんいろんな所で出会う人の優しさや思いやり。

で、今日はどんな一日を過ごそうかなと思っていたわけです。

ふと、『足湯』へ行こうと思いました。

リハビリもかねて。お湯の中で足を動かすといいって聞いていたし(動かせる状態かどうかはわからないけれども…)

途中、本屋で読みたい本を3冊程購入し、飲みたいビールを何本か購入し、

行ってきました。初足湯。

目の前には夕日が沈む諏訪湖。

芝生の上ではしゃぐ子供達。

どこから来たのだろう?観光客の笑い声や話し声。

犬と散歩する老人夫妻。

いつもと違うゆったりとした休日がそこにありました。

刺激を追い求め、日常と離れる事の正反対のものが『諏訪』にありました。

追い求める『SLOW LIFE』がすぐそこにありました。

ふとすぐ隣の間欠泉センターで

小林紀晴写真展が行われている事を思い出し、

松葉杖ついて行ってきました。

この小林紀晴さん。なんと茅野市の出身で今迄に何冊もの著書を出しています。

昔から大好きな人でデビュー作にもなった「アジアンジャパニーズ」を

読んでからというもの、私はすっかり旅好きになってしまいました。

そんな小林紀晴さんの写真展が間欠泉センターで9月30日まで行われています。

私が感じる小林紀晴さんというのは、

白黒写真で、その人のもつ表情やその土地の描写をうまく表す様な

暗い?写真が多いイメージを持っていたのですが,

「夏へ」というタイトルどおりのとっても爽やかで色鮮やかな写真が多かったのが

意外で、とても楽しめました。

写真展で「SUWA」という写真集も購入しましたが、

子供の頃、遊んでいた諏訪の風景が凝縮されていて

とても懐かしい感じがしました。

足湯と読書と写真展。

こんな休日のすごしかたもいいものですね♪

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